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っということで本日MicrosoftのWindows Phone Friday Loungeというタッチ&トライを含むイベントに参加してきた。内容は「製品担当者が Windows Phone の魅力をたっぷり語ります。」っとなっていた。
で、実際に、www.windowsphone.comサイトやOffice OneNoteとの連携などひとつひとつの物としては使い方によってはものすごく便利な可能性を秘めていることは確かだった。
が、しかしこれを日常の生活の中で実際に使っていくかと聞かれればNoと言わざるを得ない。これらを使って何をしたいかがさっぱり興味が湧いてこないのだ。
アプリの紹介もあった。ただそれは一昔前のWindows Mobileの時を彷彿とさせるような(画面は綺麗になり、洗練されてはいるが)自己満足のゲームやアプリでしかない。実際に使ってみたいと思うアプリはないし、いくらアプリコンテストをやって優れたアプリを発掘しようなんてしたってWindows Phoneの販売促進なんかにつながるわけがないと思っている。
正直Windows Mobileからスマートフォンに入った自分はがっかりでしかなかった。Windows Mobileで出来ていたことからほとんど何も変わっていない。もちろん新しく付け加わったり使いかってが良くなっていることもあるが、それらのどれもがこれならWindows Phoneを使ってみようと思わせるものではなかった。
自分がスマートフォンという携帯電話に求めることは「いかに日常の生活の中でそれを使うことが出来るか」ということだ。結局のところ自分が主なアプリはブラウザ、メール、チャット、マップ、音楽、SNSアプリくらい。これらをいかに自然にかつ連携豊かに使えるかを追求してくれた方がいい。他は全部オマケ程度でしかない。
「日常の生活の中で」というのはホントにおはようからおやすみまでだ。
朝起きて、皆に挨拶し、ニュースをみて目新しい出来事を共有し、家をでて会社に向かい、お昼を食べて仕事が終ったあとの予定を決め、夜は友達と集まって遊んだりして、家に帰って今日一日の出来事を振り返りながら皆におやすみという。
これらにスマートフォンをフル活用出来るように欲しい。今一番この形に近いのはAndroidであるということは前に私が書いた普段送っている生活を読んでもらえれば分かるだろう。
Windows PhoneとiPhoneにはこれらをスムースに回す機能がない。いくつかの他社のアプリをバラバラとつなぎ合わせることで可能ではあるが、それでは情報が散乱してしまい企業側にはなんのメリットもない。
おさえるべき機能は先に書いたメインとなるアプリとそのユーザたちのつながり易さだ。OS開発側はそこだけに注力していれば、他のアプリ開発は好きにやってもらっていて構わないのだと思う。
ここまで書くとAndoroidの一人勝ちでWindows Phoneには全く勝ち目がないように思えるが実は1つだけWindwos Phoneには可能性があると思っている。先に書いた生活の流れの中で、唯一Andoridを使わないシーンがあるのが分かるだろうか?
そう、「仕事をしているとき」だ。
Softbankみたいに好き勝手に使うようなことを推奨するような企業は話が別だが、AndoridやiPhoneは仕事とプライベートの使い分けが「インターフェイス上」からして難しいが影響している。たとえば1台のスマートフォンをプライベートと仕事の両方で使うことを考えてみよう。するとホーム画面にはゲームがあったり、連絡先にはプライベートと顧客企業の連絡先が混在していて、仕事中に友達からチャットが入ってきたりとなんだかとてもスッキリしない。
だがWindows PhoneのタイルスタイルというUIはこれを一新してくれる可能性を秘めていると思っている。
たとえばプライベートモードとビジネスモードでタイルUIそのものを分けてしまい、アプリ表示や連絡先も分けて表示するようにするとどうだろう?プライベートモードのときはビジネスモードに登録されているチャットやメールはオフラインモードになり、逆にビジネスモードのときにはプライベートモードがオフラインになる。これが出来ればOfficeとxboxというなんとも不釣合いな2つのアプリが1つの端末に混在することもアリなんじゃないかと思うのだ。タイルUIと聞いて真っ先にこう想像した自分にとってはなぜこのような作りになっていないのかさっぱり意味が分からないのだ。
Googleは今のところUIをプライベートとビジネスで分けるという発想には至っていないと思う。(全部一緒でいいと思っているはず)ビジネスと結びつきの強いMicrosoftとしてはこのメリハリの付け方が実は一番の強みになってくるのではないかと思う。是非このコンセプトの元で基本サービスの作り方をもっと考えて欲しい。
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