2009年4月8日水曜日

ヤック・デカルチャー

遡ること2週間前、ふるーい友人から珍しくMessengerが。
近況なんかを話しているうちにAR(拡張現実)の話とかになる。

友人:「AR(拡張現実)?」
自分:「(~拡張現実の説明~)」
友人:「あー、Ever17の空さんみたいなやつかー」
自分:「?」
友人:「ご存知ないのですか!?」

まぁこの切り替えしが出来る奴は流石だと思います。そういう奴です。
で、これでした。

↑これは最近リメイクで出たPSP版。奴はドリームキャスト(なんと2003年発売でした)でやったことがあるというツワモノです。
正直好みでないですが

友人:「このストーリは神」

とあまりに大絶賛するので買ってみた。

ストーリ的には海底テーマパークに閉じ込められた人物達の脱出劇。
SF的な要素も含まれてます。
主人公的な男性キャラが2人いて、その視点でそれぞれ各2名のヒロインに対するストーリが展開されるので計4話の構成。

で、初回から余りに意図的な「???」な部分があります。
そして各ストーリは一部重複がありますが、しっかりとしたボリュームがあり、きっちりエンディングに辿りつくんですが、「???」な部分は解決するわけでもなく、より一層「?????」が加わって、正直推理できるわけでもなく、意味がわからない。

そんななんとも言えないモヤモヤした気持ちのまま4話終了。
重複部分を飛ばしてみたにもかかわらずここまで10時間くらいかかった。
若干苦痛が伴うと言ってもいいだろう。

が、4話を終えると隠されていた5ストーリ目に突入するのですが

ここからが凄い。

徐々に「???」だった複線がひとつひとつきっちりと回収されて行き、
最後の最後とも言えるピースが、きちっと嵌ったその瞬間

 

 

鳥肌

 

 

sugeeeeeeeee!!!!!!!!!!!!!!!!思わずPSPに向かって呟きました。

これは本当に脚本が凄い。何もかも全てが繋がりました。ありえん。
ただこの感動的なものは1度しか味わえないので、これ以上の何の予備知識も入れないままやってみることをお勧めします。
この友人にゲームで目から鱗を与えられるのは2度目の出来事です

PSPをお持ちの方、脚本好きの方、是非。

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